クラシックバレエ情報室

プリエは足首、膝、股関節を鍛えます【バレエコラム23】

プリエは足首、膝、股関節の3つの関節を使って行います。

膝だけを使って曲げて行くと、膝に負担がかかり、故障の原因になります。

股関節を使って、脚の付け根から曲げていくようにします。
付け根を曲げてプリエをしていないと、ジャンプして降りてくる時、膝が外に開かず、内側を向いてしまうという間違いにつながります。

プリエを脚の付け根から曲げていくこと、爪先を伸ばして関節を鍛えることなど、1つ1つが全ての動きに関連しています。
基礎を1つも抜かすことなく、少しずつ積み重ねなければなりません。

プリエは焦らずに、負担に耐えられる筋肉作りをしながら、徐々に関節を鍛えていく必要があります。
自分で絶えず意識して筋肉を伸ばそうと努力していれば、どこかで必ず良い結果が出ます。

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