クラシックバレエ情報室
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ロシア・ワガノワメソッドとは?【バレエコラム1】

ロシア・ワガノワメソッドとは、バレエの本場、ロシアで確立された運動力学や人体構造に基づいた科学的な指導法です。ロシアが生んだ最高のバレエ指導者、アグリッピナ・ワガノワ(1879-1951)により体系化されました。

このロシア・ワガノワメソッドの特徴は、身体の成長別に可能な動作と不可能な動作を分け、身体の成長とともに身につけなければいけない技術を順番に積み重ねていくことで、身体が出来上がったときに美しいバレエの所作を完成させるところです。

彼女の名を冠した本場ロシアの国立バレエ学校、ワガノワ・バレエ・アカデミーからは多くの有名ダンサーが輩出されており、ロシア・ワガノワメソッドで育成されました。そして今なお、ロシアのみならず世界各国から、多くの若者が一流のバレエダンサーを夢見て同アカデミーに入門しています。

アレグロに古典舞踊の知恵がある、アグリッピナ・ワガノワの言葉【バレエコラム27】

 私(アグリッピナ・ワガノワ)はアレグロに焦点を当て、その非常に特別な意味を強調したいと思います。 アレグロにはダンスの科学、その複雑さのすべて、そし…

腰を上にあげること【バレエコラム26】

プリエをする時、腰を上にあげ、肋骨の下にコルセットを締めているような感じを保ちます。腰が落ちるだけで、色々な間違いが出てきます、腰が落ちると同時に背中…

足の爪先も手の指を動かすのと同じように使うこと【バレエコラム25】

足の爪先も手の指を動かすのと同じように使えなければなりません。これができるようになると、爪先を感じながら着地する能力がつき、柔らかな着地が可能になりま…

アキレス腱を正しく使うこと【バレエコラム24】

プリエで脚の付け根を曲げようとすることは、足首のアキレス腱を正しく使うことになります。アキレス腱は床を押すバネとなり、ジャンプの時の柔らかい着地に影響…

プリエは足首、膝、股関節を鍛えます【バレエコラム23】

プリエは足首、膝、股関節の3つの関節を使って行います。膝だけを使って曲げて行くと、膝に負担がかかり、故障の原因になります。股関節を使って、脚の付け根か…